カメラマンの苦悩の日々を告白


by bhulbw3jhn

【剛腕の実像 小沢氏不起訴】(上)「秘書が…」 18年前から続くデジャブ(産経新聞)

 「2人で語り合った政権交代の夢を目前に、この世を去っていく運命ほど、残酷なことはない…」

 平成18年9月8日夕、横浜市内にある古刹(こさつ)に男泣きが響いた。そばを流れ、参拝する人の心を癒やしてきた「菊池(くくち)の滝」のように、その双眸(そうぼう)から涙があふれた。

 遺影を見つめ、声を詰まらせながら、途切れ途切れに弔辞を読み上げたのは、民主党代表(当時)の小沢一郎。旧新進、自由党の事務局長などを歴任し、四半世紀にわたって、政治活動をともにしてきた八尋護(やひろ・まもる)の葬儀で、葬儀委員長を務めたときの出来事だった。

 小沢が「オヤジ」と慕った元首相、田中角栄の派閥「木曜クラブ」。その裏方を任されていたのが八尋だった。当時、すでに頭角を現していた小沢に魅せられた八尋は、政界再編の鍵を握り、政党の破壊と創成を繰り返した小沢をそばで支え続けた。その姿は永田町で「忠臣」「金庫番」とささやかれた。

 しかし、小沢の言動はときに、こうした「忠臣」にとっては、冷酷に聞こえるものだったといえる。

 ≪“持論”繰り返し≫

 「すべて担当秘書が行っており、私はまったく関与していません」「担当秘書には政治団体の収支についてはきちんと管理し、報告するように言っていましたが、担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました」

 1月23日夜、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ。小沢は東京地検特捜部の初聴取後の会見でこう説明した。ややかすれた声は、刑事告発された被疑者(容疑者)として受けた聴取の疲れを感じさせた。

 デジャブ(既視感)。その場にいた多くの記者の頭をよぎったのは、約10カ月前の小沢の姿だった。

 昨年3月3日、特捜部は西松建設の違法献金事件で公設第1秘書の大久保隆規(48)を逮捕した。その翌日、小沢は会見でこう語った。

 「政治家は一人で政治活動を全部やることは困難です。秘書を信頼してやる以外に不可能なことで、全体の報告を了としているが、個別のものに目を通す時間的、能力的余裕はない」

 政治資金に絡んだ事件での捜査は、秘書ら事務方の責任追及で終わる−。それが小沢の持論なのか。もう一人の「オヤジ」と慕った自民党元副総裁、金丸信の政治資金規正法違反事件でも、この“持論”が行動に表れていた。

 ≪金丸事件と同じ≫

 東京佐川急便側から5億円のヤミ献金を受け取ったとして、金丸が平成4年、特捜部に略式起訴された事件。金丸は容疑を認める上申書を提出したが、小沢は徹底抗戦を唱えていた。

 後に、小沢は「みんなして、こんな捜査のやり方はおかしいといえば、金丸さんはああいうことにならなかった。事件は会計責任者の処分ですべて終わったんです」(『小沢一郎 政権奪取論』)と語っている。

 小沢は「金丸事件」後に政治資金規正法の改正に携わっており、同法を熟知していたことがこの言葉ににじみ出ている。

 そんな小沢は1月31日、特捜部の2度目の聴取で、平成17年春に小沢と資金管理団体「陸山会」の間で資金移動があった4億円について、関連政治団体「改革フォーラム21」の会計責任者を務めていた八尋から預かり、八尋に返したと説明した。

 八尋は15年に民主、自由党が合併した後、病床に伏せていた。小沢が八尋とともに夢見た政権交代を成し遂げた後、露見した疑惑、そして、釈明。草葉の陰で、八尋はこの言葉をどう聞いたのだろうか。(敬称略)

                   ◇

 嫌疑不十分で不起訴処分となった民主党の小沢一郎幹事長。陸山会の土地取引をめぐる事件で刑事告発を受ける身となり、改めて小沢氏の人物像や手法が浮き彫りになった。事件を通じて明らかになった「剛腕の実像」を振り返る。

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by bhulbw3jhn | 2010-02-10 03:24